Aki's blog

オーストラリアへのワーキングホリデーを失敗しない為に僕が経験した失敗談や知っておくと損はない情報を伝えていくブログ。

成功するためのワーホリブログ(Aus) 番外編

さぁ始まりました。

Ak12681です。

 

今回は

 

 

番外編

 

今回は僕のファーム生活についてお伝えしたいだけです。

あくまで僕個人の体験談をお伝えしたいだけです。

 

 

それはそれはもう楽しかった!!!

良いことも悪いことも全てが楽しかった。

オーストラリア生活で一番楽しくクレイジーだと言っても過言ではないくらい。

 

と、同時に「過酷」でした、、、

絶対日本では経験できないことやし視野も広がり、成長もできたかと思います。

 

 

僕はダーウィン近郊のサンダルウッドファームで働くことになりました。

ファーム会社との待ち合わせ場所に、飛行機とバスを使い丸二日、着いた時の感想はただただ暑い!!!!!

そして日差しが痛い!!!!!!

太陽の下で10分もいたら焼けてしまうほど、紫外線の強さを感じました。

こんなところで88日間も働けるのかと不安になりました。

 

この時は、

この後あんなにも過酷な生活が待っているとは思いもしなかった、、、

 

まず現地に着くと家は用意されていましたがプレハブで二段ベッドがあるだけ。

キッチンは20人くらいで共用で使い、ハエが大量に飛んでいる。

朝は水が出ない時もあり、時には電気、ガスが使えない。

停電も頻繁にあり、クーラーが使えなく灼熱の中で寝れないまま生活得ることもありました。

さらには最寄りのスーパーまで車で片道3時間、、、

一週間に一回だけみんなでバスでスーパーに買い物に行くのです。

もちろん携帯の電波なんてないですし、WiFiなんてハイテクなものもありません。

携帯はただの音楽を聴くだけの道具になりました。

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まだ仕事が始まってもいない状態で、すでに街に帰りたいと思いました。

同時にぬるま湯に浸かっていたんだと気づかさせれました。

ですが帰るのにもバスが出ないので来週になる。。。

もうここで生きていくのを覚悟しました。

唯一良かったのは、給料が良かったのと、セカンドビザが取れるファームだったので、頑張ればビザとお金がもらえると自分に言い聞かせました。

 

20人くらいいる先輩たちにいろいろ教えてもらいながら、1日を終わらせるのに必死でした。

キッチンの使い方、暑さのしのぎ方、一週間分の食料とはどのくらいか、水が使えない時は?ガスや電気が止まった時は?などいろいろ親身に教えていただきました。

 

そうこうしていると仕事スタートです。

 

はじめに林業に近い木を扱う仕事と聞いていたのですが、蓋を開けてみればその時期は苗を植える仕事。

僕はDiggerという穴を掘る仕事の担当になりました。

これがまたしんどい、、、

8時間、炎天下の中で穴を掘り続けるのです。

もちろん水は4リットルくらい持って行っていましたよ!!

そんなもん足るわけがない!!!!

幸いみんなで飲む用の水タンクが70リットルありましたが、それも全員で飲むのですぐ底を尽きる。

また紫外線が強すぎるので長袖、長ズボンと紫外線対策。

こんなにも過酷な仕事を今までしたことがなかった僕は、なんとか倒れないように必死で1日目を乗り越えました。

軍隊みたいな仕事、、、

これが後87日、、、

絶対死ぬ、、、

と思いました。

実際10Kgは痩せました。

やめる人、倒れる人、クビになる人も多かったです、、、

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唯一支えになったのは、全員が過酷な状況にいるので、声を掛け合い、全員で頑張ってる感があったこと。

助け合いながら仕事ができたことですね。

これがなかったら乗り越えられなかったと思います。

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そんな仕事状況だからなのか先輩達と仲良くなるのもすぐで、そこからどんどん楽しくなっていきました。

仕事が終わり、外に出てみんなでワイワイしたらその日の仕事の疲れなんて忘れるようでした。

そして寝る。

ただ毎日これだけの生活です。

もはや家族みたいになり、仕事はしんどいけど、これを終えればみんなで飲めるっていうのを糧に頑張る。

これだけですごく楽しい日々を送れました。

先輩達は88日を終えるとほとんどが出て行ってしまいます。

なので次第に自分が先輩になり、今度は自分が後輩達に教えて行くのです。

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スーパーが近くにないので週に一度、一週間分の食材なりビールなり買う以外、あとはお金を使うことがありません。

知らない間に勝手にお金が貯まっていきます。

また、調味料なんかが切れた時や何か頼みごとをするときはお金では物々交換です。

ビールあげるからマッサージしてとか、塩あげるから醤油分けてとかそんな感じです。

その方が使い道のないお金をもらうより嬉しいのです。

何とも原始的な感じでした。

 

でもなぜか、気持ちは解放されていました。

仕事にもだいぶ慣れて、お金の心配もない毎日はすごく楽しい。

今思えば、ストレスフリーとはこのことかと。。。

店一つなく水も出ない日があり、電気もガスもギリギリ、お金の執着がなく携帯も使えない、どこかの民族みたいな絶対不便な生活をしているのに、街にいる時よりもストレスがないことに気づきました。

完全に最高のミニマリストです。

 

周りは家族みたいな友達ばかりで、仕事の大変さも生きる大変さも共有しながら生きる。

晩御飯のときはハエに囲まれながらもみんなでその日のことを話したりしながら食べて、休みの日はみんなで遊ぶ。

これだけの生活ですがすごい幸せに感じられるし、今でもあの時の良い思い出を思い返したりします。

人間て最低限の物があれば友達や家族がいればそれだけで楽しく生きられると本気で思いました。

そしてある程度、順応性が備わっているんだなと。

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そんな初めは死ぬかもと思っていた仕事を一生懸命仕事しながら、大切な仲間たちと生活を共にして無事ファーム生活を終えました。

さすがに帰る時には涙が出ました、、、

 

僕はお勧めします!!

オーストラリアにワーホリに行ったならセカンドビザがどうこうではなくファーム生活をしてほしい。

自分がいかに不要なものに囲まれて、それを欲して、そしてそれがいかにストレスを生み出しているかを感じてほしい。

友達がいかに大切か、自分たちの知恵で生きるのがいかに楽しいかに気づいてほしいのです。

多くのものに囲まれた日本ではまず経験できません。

過酷な状況でも自分は生きていけたと思えれば日本に帰った時どんな仕事でもあの時に比べればと思えるし自分の自信にもつながります。

 

あくまで僕のファーム生活の感想ですがきっとどのファームでも何か気づきがあるはずです!!!

自分の成長のためにもぜひ挑戦してみてください!!!!

 

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